2011年4月12日火曜日

研究会(5/12)

BOPビジネスと情報通信技術 「M-PESA研究会」

■日時: 2011年5月12日(木) 17:30~20:00(予定)
■第1回テーマ: 「ケニアの開発事情とM-PESAの役割」
近年、BOPビジネスへの関心が高まっていますが、その中でも情報通信技術(ICT)を活用した、ビジネス・モデルが注目されています。BOP層が、携帯電話を始めとするICT技術を活用することで、生活の向上・変革がどのように可能か、また、課題は何か等を検証することは意義が大きいと思われます。こういう問題意識から、本研究会では、特にケニアから始まった携帯電話を活用した送金サービス・システム、M-PESAを事例として、様々な観点から、その導入の経済的・社会的インパクトを検討していきま。また、M-PESAの事例を考えるうえで参考になる、ICT技術を活用した他のBOPビジネスの事例についても参照していきます。

第1回は、研究会の主査で、経営情報学を専門とする、武蔵大学の松島桂樹教授、及び、ケニア政治の専門家でアジア経済研究所の津田みわ主任研究員から、BOPビジネスとしてのM-PESAに関する基本情報、BOPビジネスを考える背景として、ケニアの政治状況等について、それぞれ報告いただき、参加者と自由な意見交換ができればと考えています。

なお、M-PESAのMは"mobile" 、Pesaはスワヒリ語で"money"を意味します。
(研究会の頻度は現時点では年3回程度の予定、必要に応じて機動的に対応)

■議題と報告者:
  • 17:30-17:45 メンバー自己紹介、本研究会の趣旨説明
  • 17:45-18:15 報告①「BOPビジネスモデルとしての、M-PESA」
松島桂樹氏  武蔵大学 経済学部教授(経営情報学)(質疑応答、約15分)

  • 18:30-19:00 報告②「現代ケニアの政治と社会:BOPビジネスの背景理解のために」
津田みわ氏  アジア経済研究所 地域研究センターアフリカ研究グループ 主任研究員(質疑応答、約15分)
  • 19:15-20:00 全体での意見交換

■会場:
  • 政策研究大学院大学4階 研究会室4A
  • 〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
  • a. 都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
  • b. 東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩10分
  • c. 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/contact.htm

■申し込み:
御出席いただける方は、お名前、ご所属先、ご連絡先を明記の上、5月9日(月)までにGRIPS開発フォーラム・飯塚(m-iizuka@grips.ac.jp)までご連絡ください。(車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、ナンバー及びお車の色を事前にご連絡ください)